フォーラムレポート
※2023年より当協会は 公益社団法人 となりました。このページの一部では、開催当時の「一般社団法人」で表記している部分があります。
※講師、来賓の方々の肩書や紹介文は開催当時のものです。
目次
2021年 25周年記念 女性の健康と働き方フォーラム
2021年のフォーラムは、「女性の健康経営®」をテーマとし、コミュニケーション向上や、コロナ禍でも課題となった女性のメンタル疾患や感染症予防に関するプログラムで実施いたしました。
なお、2021年のフォーラムは 新型コロナウィルス感染症拡大防止 のため、オンデマンド配信となりました。
開催日:
2021年11月22日(月)~27日(土) オンデマンド配信
プログラム:
①ご挨拶 三羽良枝 一般社団法人女性の健康とメノポーズ協会 理事長
②ご対談(動画) 「25周年記念対談 ~女性の健康経営®の視点を持った社会に向けて~」
寬仁親王妃信子殿下 当協会 名誉総裁
三羽良枝 当協会 理事長
③メッセージ1 松村漠志様 厚生労働省 健康局 健康課 女性の健康推進室 室長
④メッセージ2 若槻明彦先生 一般社団法人日本女性医学学会 理事長
⑤メッセージ3 小山嵩夫先生 NPO法人更年期と加齢のヘルスケア 理事長
⑥講演1 (動画) 「女性のメンタル疾患 PMS/PMDD(PMDs)」
武田卓先生 近畿大学 東洋医学研究所 所長・教授/東北大学医学部産婦人科 客員教授
⑦講演2 (動画) 「共感性とコミュニケーションの向上のために」
枝川義邦先生 早稲田大学 理工学術院 教授
⑧共催セミナー(動画) 「改めて考える基本の健康管理~感染症予防~」
松林美穂様 塩野義製薬株式会社 CSR推進部 適正使用推進室 感染症グループ
⑨講演3 (動画) 「NHK/女性の健康とメノポーズ協会共同企画 更年期と仕事に関する調査報告」
有馬牧子先生 昭和大学 医学部 医学教育学講座 講師
<フォーラムに関す感想>*一部抜粋
・今回のような配信は非常に助かります。
コロナ禍で生活も一変しましたが、改めて自分の身体を考え、生き方を見直す貴重な機会になりました。
・とても参考になりました。ありがとうございます。また、普段仕事をしており、かつ自分の子供達もまだ小さいため、オンデマンドで好きな時に受講できるのはとても助かりました。
・色々な切り口からのお話を聞くことができ、大変興味深かったです。このようなお話が、もっと気軽に一般できくができたら、更年期障害だけでなく女性が生きて行く上でもっといきいきと毎日を送れるのではないか、と思いました。
・医学的な側面、社会学的な側面など、あらゆる角度から健康と働き方について考えることができ、大変勉強になりました。
・オンデマンド開催にして頂き、都合に合わせ聴講することが出来たので良かった。また、妃殿下のお話をお聴きすることが出来、大変感動いたしました。
・貴重なお話をたくさん伺えたので、今後の自社の取り組みに反映していきたいと思った。
・医療現場や研究に携わる方々のお話を聞いてみたかったので、非常に有意義な時間でした。ありがとうございました。
・女性健康に関する知識を総合的に理解することができました。
・コミュニケーションについても含めて、幅広く、また無理なく視聴できる内容でした。
・非常に勉強になり、自分自身も会社での環境についても考えるきっかけになりました。ありがとうございました。
・女性の健康の重要性を再認識するよい機会となりました。できることから少しずつ実践していきたいと思います。
2020年
2020 年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のためフォーラムは見送られました。
2019年 女性の健康と働き方フォーラム
開催日:2019年3月1日
開催場所:日本プレスセンター(千代田区内幸町)
プログラム:
開催挨拶 三羽良枝 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 理事長
開会のお言葉 寬仁親王妃信子殿下 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 名誉会頭
来賓挨拶 中村 洋心 厚生労働省健康局健康課 女性の健康推進室 室長
講演 枝川 義邦 先生 早稲田大学 研究戦略センター 教授
「脳の働きから見たモチベーションマネジメント」
脳科学のエビデンスに基づいた枝川先生の講演は大好評です。しなやかな強い心を持って生活するには、どのような目標設定をして、どのように取り組めばよいか。また、そのとき、脳内では何が起こっているのか。行動と心の関係をドラマチックに解説していただきました。「セルフ・エフィカシー」チェックもありました。
「女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード」 表彰式
ご授与 寬仁親王妃信子殿下 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 名誉会頭
受賞企業の取り組み発表
基調講演 岡野 浩哉 先生 飯田橋レディースクリニック 院長
「更年期女性の健康と働き方:知られていない更年期障害による仕事への影響 ~臨床現場からの警鐘~」
月経トラブルや更年期症状などの不調が仕事に影響すると同時に、仕事が不調を作り出す、体調を悪化させてしまう点も注意が必要であると、岡野先生から、最近のがんばり過ぎの女性へ労りのこもった警鐘がならされました。女性の一生という長期的な視点で、女性ホルモンの働きをわかりやすくお話くださいました。
閉会
専門家の先生による2つの充実した講演に、ご参加の皆さまが熱心に耳を傾けていました。
アワード表彰式では、受賞した企業団体の皆様からの発表内容が大変ハイレベルで、お集まりの皆さまにもすぐに参考になるお話が多かったのではないでしょうか。
なお、アワードの詳細はアワードレポートをご参照ください
2018年 女性の健康と働き方フォーラム
開催日:2018年3月3日
開催場所:日本プレスセンター(千代田区内幸町)
プログラム:
開催挨拶 三羽良枝 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 理事長
開会のお言葉 寬仁親王妃信子殿下 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 名誉会頭
来賓挨拶 知念 希和 厚生労働省健康局健康課 女性の健康推進室 室長
講演 有馬 牧子 先生 東京医科歯科大学助教 国家認定キャリアコンサルト技能士 当協会理事 医学博士
「職場のより良いコミュニケーションのために」
講演 戸川 大輔 先生 浜松医科大学長寿運動器疾患教育研究講座特任准教授 医学博士
「脊椎圧迫骨折のBKP治療」
(メドトロニックソファモアダネック株式会社協賛)
「女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード」 表彰式
ご授与:当協会名誉会頭 寬仁親王妃信子殿下
受賞企業の取り組み発表
基調講演 若槻 明彦 先生 愛知医科大学産婦人科学講座主任教授 同大学副学長 同大学病院副院長 日本女性医学学会理事長 医学博士
「女性のトータルヘルスケアと最新の女性医学」
閉会
今回の第22回フォーラム&「女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード」表彰式では、専門家の方々の充実したご講演を3題開催、ご自身の健康増進と併せて、働き方改革推進の参考にもなったことと存じます。また、アワード受賞の皆さまのご活躍を讃える、心温まる催しとなりました。
なお、アワードの詳細はアワードレポートをご参照ください。
2017年 女性の健康と働き方フォーラム
開催日:2017年3月10日
開催場所:日本記者クラブ(日本プレスセンタービル)
プログラム:
開催挨拶 三羽良枝 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 理事長
開会のお言葉 寬仁親王妃信子殿下 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 名誉会頭
来賓挨拶 有賀玲子 厚生労働省健康局 女性の健康推進室 室長
講演 越川 典子 様 株式会社マガジンハウス『クロワッサン』副編集長
「女性に”ライフデザイン学”が必要な理由~女性誌25年の経験から~」
長生きするということがリスクにならないよう、女性のライフデザインにホルモン補充療法をどのように取り入れていくか。また、それを女性たちにどう伝え、提案してきたか。取材を通して多くの女性たちの生き方を見てきた観点からお話いただきました。
講演 「企業内での取り組みを知る~女性活躍推進・健康経営・働き方改革」 実践する企業様から
廣谷 美弥子 様 メドトロニックソファモアダネック株式会社 Medtronic Women’s Network Japan 代表
ワールドワイドに展開する医療機器メーカーとして、社員の多様性を活かせるオフィスデザインや社内制度改革を行い、女性が活躍する企業として広く社会から評価されています。今も次々と女性活躍推進の施策を実践している様子をライブ感たっぷりにお話いただきました。
浜口 知実 様 日本生命保険相互会社 人事部 輝き推進室 室長
ダイバーシティと従業員の健康増進、さらに、お客様の健康増進に寄与する取り組みをご紹介いただきました。従業員のうち女性が9割を占める企業であることから、育児支援から始まり、女性活躍が経営戦略となる段階に来ています。
基調講演 武谷 雄二 先生 東京大学医学部 名誉教授
「多様な視点からのヘルスケア~働く女性が活躍するためのポイントとは」
「女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード」 表彰式
ご授与:当協会名誉会頭 寬仁親王妃信子殿下
閉会
参加された皆様の声より
◆講演をきいて、女性の健康検定の必要性を感じ、受検を決めました。周囲の人にも勧めています。
◆いろいろな分野の方が講演されて、多角的な意見が聞けてよかった。
◆企業の健康経営への取り組みが具体的にわかって、興味深かった。
◆男性にも知って欲しい内容でした。折に触れ学ぶ機会があるといいですね。
◆女性のための医療の最先端の情報が聞けてよかった。
なお、アワードの詳細はアワードレポートをご参照ください。
2016年 20周年記念フォーラム「健やかに翔け!未来のわたし~女性がともに輝く社会のために~」
開催日:2016年3月5日
開催場所:日本プレスセンター
プログラム:
「女性の健康とワーク・ライフ・バランス アワード」 表彰式
ご授与:当協会名誉会頭 寬仁親王妃信子殿下
ランチョンセミナー 内山 成人 氏 大塚製薬株式会社 佐賀栄養製品研究所 主任研究員
「女性医療における新たな選択肢~エクオール」
スピーチ 三羽良枝 NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 理事長
「20周年を振り返って」
来賓ご祝辞 寬仁親王妃信子殿下
来賓ご祝辞 福島靖正氏 厚生労働省 健康局 局長
来賓ご祝辞 小山 嵩夫 先生 小山嵩夫クリニック 院長
「現代版女性の養生訓~輝く女性の健康五・七・五」表彰式
大賞受賞者 二葉 淑 様
講演 水沼 英樹 先生 弘前大学医学部 産科婦人科学教室 教授 日本女性医学学会理事長
「女性の生涯を通した健康づくりと最新医療」
トークショー 中園 ミホ 氏 脚本家、 越川 典子 氏 「クロワッサン」編集部副編集長
「逆境もバネに~私流にもっと輝く」
リラックス体操:山岡有美先生 Y.フィットネス主宰
無料体験コーナー: 骨量測定、血管年齢測定、乳がん視触診 、肌チェックなど
伊藤 聡子さんの総合司会で、第1部「女性の健康とワークライフ・バランス アワード」表彰式が行われ、続く第2部「フォーラム」では、三羽良枝理事長の「20周年を振り返って」のスピーチでこれまでの歩みを再確認、当協会名誉会頭の寬仁親王妃信子殿下のご祝辞ではご自身の不調で苦しまれた体験を率直に語られたことに驚きと大きな感動が広がりました。
20周年記念事業「現代版女性の養生訓・輝く女性の健康五七五」の発表で、4818作品の中から大賞に選ばれた二葉淑さんが、繰り返すぎっくり腰の実感から生まれた作品と話されたのも納得でした。
盛りだくさんのプログラムの中で、脚本家・中園ミホさんのトークショーでは雑誌「クロワッサン」副編集長の越川典子さんが巧みに話題を引き出し、Y.フィットネス主宰・山岡有美先生によるリラックス体操で会場全体が和みました。
その中で、水沼英樹教授による講演「女性の生涯を通した健康課題と最新女性医学」は、これからの女性の健康の方向性を知る上で、一般の女性にとっても、当協会の活動にも多くの示唆に富む内容でした。
なお、アワードの詳細はアワードレポートをご参照ください。